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2006年6月29日 (木)

「カガリと、カガリ・ユラ・アスハと、アスランと」-序章-

何事も、当たり前だと思っていることの理由を説明することはとても難しい。
結果のみ、それが当たり前というもの。普段はそれだけで十分だと思っているから、「理屈じゃないんだよっ」という感じになってしまう。

「なぜ海は青いの?海の水は透明なのに。」
「それは空の色が海に反射して青く見えているだけだからね。」
「えーっ、つまんない。じゃあ、なんで空は青いの?なんで、なんで?」
「・・・・(ぐっ)。」

子供に突然聞かれて、それなりに理由はわかっていても、簡単にわかるように説明してあげるにはどうしたら良いものやらと戸惑ってしまう。そもそも明確に答えられる自信もなかったりで、どことなくオロオロとしてしまうような感じに陥ってしまうことはよくある。

「どうして海の水はしょっぱいの?」  というのならば、

「それはね、海は悲しい人の涙が集まってできているからだよ。」

と詩人のようなことでも言って煙に巻くことも出来ようというものだが、それはともかく、本気で“空が青い理由”を説明するには科学的な根拠から、論理的に説明してあげるのがベストとなるはず。

「それはね、太陽の光が大気を通過するとき、大気中の小さな粒子とぶつかり合い“レイニー錯乱”という現象を起こすことによって、青や紫などの波長の短いものだけが人間の目に届く為であり、”レイニー錯乱”とは・・・・・」

しかしそれでは、
「そんなの、わかんないよぉー」 となるのは関の山であり、そして結局、
「わかんなくてもいいの。”空は青い”って昔から決まってるんだから!」 
で落ち着くんだ。

いま私がここでやろうとしていることは、どこかそれに似ていると思った。
“アスカガ”って私にとってまさにそういうものだった。説明なんか要らない。つまり“当たり前”ということ。それでいいと思っていたし、今でもその考え方はとほとんど変わらない。
けれどその根拠、根底になる部分を、言うなればその漠然とした理由をきちっとした形に捉え直したことがあったか?しっかりしているか?といえばそうでもないかも、という気がしてきた。(・・・・・いや、そこまで言うとちょっと語弊はあるが)

ちょっと纏めてみようかな?と思えば、まずは「アスランにとって、カガリって特別なんだよなぁ。」というのが頭に浮かぶ。けど、そこから先が 「・・・・・」。
この“特別“が曲者。もうそこからして理屈じゃないんだよ。まるで”本当に空が青い”かのように。
気を取り直して「アスランにとってカガリってどんなコだろう?何がどう好きなんだろう?」と考えてみる。
「・・・・・?あれぇ??」
もちろん、アスランにとってカガリとは「愛する女性として、唯一無二の存在」であることは、ずっと変わらなく思っている。なのだけど、気持ちとか、想いとか、性格とか、志とか、頑張る姿とか、強さ、弱さetc....そんなカガリにアスランが惹かれた理由のようなものとかの、言うまでもないありきたりなことばかりは思い浮かぶのだけど、肝心なもっと単純な何かがすっと出てこない。
そりゃそうだ、どこにも描かれていないからね。確信が無い。想像の世界。
もし、コレに対しての答えにあたる、簡潔で、明確な、しかも納得ができるご意見をお持ちの方がいらしたならば、参考までに是非お聞かせ願いたい。実際、この質問をアスカガ組の特にカガリ視点にお強い方にも投げかけて意見交換などもしてみた。そのなかで「ん?」とか「へぇ」とか「いやいや」とか「なるほど」とか、霞が晴れたような気分になるところはいくつかある。が、結論はまだない、といっても良さそうだ。
だから、いまは結論を急がずに、ちょっとアスランから離れて、私のイメージする「カガリ」から振り返ってみたいと思う。

つづく・・・

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