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2006年7月 5日 (水)

「カガリと、カガリ・ユラ・アスハと、アスランと」-2章双子-

カガリにとってキラは、いったいどんな位置づけだったのか。これは私にはにはどうしようもないことがある。「先入観念」

カガリは、キラには少なからずヘリオポリスで世話になり、シェルターで別れた後のキラを慮っていたことは砂漠での再会時に口にしている。AAの甲板で泣いていたキラを「よしよし」する大胆なカガリにはちょっとびっくりだったけど、対象はあくまでも「泣く子」なわけで他意は微塵も感じられなかった。(フレイは殺気立っていたようだけどw)
面倒見のよいカガリは、顔見知り(恩人)であり、それでも少しの間に彼が以前とはどこか違っていることをどことなく察知し、キラひとりがコーディネイターである事実を知ったことから、何かに思い悩んでいることも薄々感づいた。その上でキラはただほっとけないヤツ、という感じで接していたようにしか思えないのだけど・・・。というのが結論。
血のつながりを知ってからも接し方に何の変化も見られないカガリであって、それはアスランどうこう、というわけでもなさそうで・・・。その後のキラは完全に弟扱い。能力は認めるけど馬鹿なヤツ。守ってあげなくちゃという存在。姉というより母の感覚だね、ほとんど。
カガリの面倒見の良さは一体どこから来るのだろう?単に「世話好き」と同様の意味でいいのかなぁ?いつも世話を焼かれてばかりだったから、逆に自分が“焼きたい”って感じ? その守備範囲はいったいどのくらいまで???

キラがシンに堕とされて医務室に居たときのフォークに刺したウインナー。久しぶりに“カガリらしい“感じがした。でもそれは完全に肉親に対してのものだよね。
ふと思う。それはキラにだから出来るのか、それともアスランにも出来るのか・・・・・・うーむ。どっちだろう? 
前は出来たけど、今は出来ない。そんな感じかな?

話がそれたけど、カガリとキラの関係性。
DESTINYから観た私には、すでにアスカガもキラカガ姉弟も確定していたわけであり、その眼でしか見られなかったということになる。こればっかりはどうしようもない。甲板ハグでも、無人島での迎えに喜びの「キラぁ~」でも、オーブでの両親びっくりハグでも、生きて戻ってきて飛びついたときも、そこに友達以上のものを感じることはなく、というかまったく感じようがない、と言っても良い。
知らずにレイアはルークではなくハンを選んだし、「バックトュー・ザ・フューチャー」でも少女時代の母親は息子にキスをしても「なんかヘン。ときめかない。」と感じてしまうわけで、血のつながりってどこかわかるものなのかな?と思ったりしてしまう(どれも必然なのだけどw)

キラという子と出会った。ちょっとヘンなヤツで、なんだか危なっかしくって、ほっとけない感じ。カガリにとってはそれだけで気になる存在だったけど、キラにしてもカガリを「おんな・・のこ(?)」と2度も言ってしまうくらい意識がないわけであり、血のつながりは知らなくても初めからお互いの間に性別はなかったのでは。
結果論的想像になってしまっているのはわかるけど、それでも、そのくらいの事はカガリのなかでもちゃんと自覚していたのではないかなぁと思いたい。SEEDをリアルで見ていたら、カガリのキラに対する面倒見の良さはLOVEに繋がるように見えたりしたのかなぁ・・・それはないよなぁ。(・・・そう思いたいところ)

カガリは「人を見る眼、感じる眼」、“見抜く力”には鋭いモノを持っている子。
それは理屈というより感覚的なものに近い。ならば、いくら恋愛ごとに不慣れで疎いカガリであっても、気になっている対象が、感覚として恋愛対象であるかないかくらいのことはわかっていたのだと思いたいが。
一般的に「気になる」ということは=「恋へのはじめの一歩」であることが多い。
もし、そうだとしたら、カガリはまずキラに恋しなくちゃない。けれど、そうではなかった。
同じように、ちょっとヘンなヤツで、なんだか危なっかしくって、ほっとけない感じの男の子がもうひとりいた。それがアスラン。
じゃあ、この違いは何だろう?

・・・つづく・・・

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