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2006年11月12日 (日)

呪縛はどーした?

本宅にて 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY スペエディⅢ「運命の業火」、TV視聴直後雑感。』 を書いて以来「スペエディ3」については放置。このモチベーションの低下はなんだろう・・・と我ながら苦笑い。
アスラン視点になりきれない”アスラン不在”な部分であり”繋ぎのⅢ”と位置付けてしまったから、というのはある。そんな状態でも唯一(?)アスラン視点として描かれていたのが”悩まないアスラン”というのがまた微妙。アスランは、傍目に自分が”悩み王”として見られていたという自覚が無かった、ということなのか?ってね(汗) 私に言わせれば、悩んでこそのアスランだったりして(笑) と言いつつ”苦悩するアスラン”には私自身も一緒に苦しむくせに、いざ悩まないとあらら?と思ってしまうという矛盾に苛まれてはいる。(まぁそれは、悩まない人間なんていないし、けれど前向きに悩むことを肯定し、成長していくアスランが好きだから、ってことでヨシとして!w)

さて、TV視聴から随分と時間がたってしまったのだけど、私の中で一番引っかかったのが”∞ジャスティス受領”でのラクスとアスランのセリフの変更。巷(特にアスカガ派)では「ラクスが優しくなった」という感想が多かった。(言い回しが、って意味だと思うけど) また会話の意味がわかりやくすなった、という感想も多かった。基本的にラクスの言葉の意味は同じ。アスランも同じ。なんだけど、言い回しの変更によって本編で感じた、根底にあったハズのものが若干変化した(もしくは消えた?)ような印象になってしまったと感じるのは私だけだろうか?
※(注)好みの問題はあっても、決して良し悪しを言っているのではない。

それはともかくとして、あの場面では、まず、肉体的にはもちろん、より精神的に傷ついているアスランという印象が薄くなった(「身体のことではない」というラクスのセリフがカット及びアスランの苦悩の表情がカットされたから)。そして、ラクスの言葉(セリフ)はラクス自身の言葉だけれど、”キラ”を強調した(代弁的な)言葉になったように思う。更に”アスラン”にこだわらなくても、アスランはアスランであり、もしかして呪縛が薄らいでいる?など。

「ジャスティスか?」
「はい」
「君も、俺はただ戦士でしかないと言いたいのか?、ただ戦えと。」
「それは、わたくしにはわかりませんわ。傷ついた今のあなたに、これは残酷でしょう。でもキラは・・・」
「でも、願った時に何も出来なかったら、それがきっと一番辛くない?」
「アイツ・・」
「恐いのは閉ざされてしまうこと。こうなのだと、ここまでだと、終えてしまうことです。・・・なんであれ、望む心があなたですわ」


ちなみに本編では、-------------------------------
「ジャスティスか?」
「はい」
「俺に?」
「何であれ、選ぶのはあなたですわ」 
「君も、俺はただ戦士でしかないと、そう言いたいのか?」
「それを決めるのもあなたですわ」 
「ぇ?」
「恐いのは閉ざされてしまうこと。こうなのだと、ここまでだと、終えてしまうことです。傷ついた今のあなたに、これは残酷でしょう。でもキラは・・・」
「ぇ?」 
「でも、何かしたいと思ったとき、何も出来なかったら、それがきっと一番辛くない?」
「キラぁ・・」
「力は、ただ力です。そしてあなたは、確かに戦士なのかも知れませんが・・アスランでしょう?」
「ぁぁ・・・」(ハッとするアスラン)
「きっとそういうことなのです」
--------------------------------------------------
と、ややセリフの順番が入れ替えてある。
「俺に?」というわかりきっている質問をカットし、単刀直入に次のセリフだった理由(真意)を問いただすものに変えたことで、本編での「何であれ、選ぶのはあなたですわ」になった理由が誰にでもわかるようになった。また、今回その答えを”わからない”とすることで、「それを決めるのもあなたですわ」という意味と、”キラがそう言ったから”として次につなげる言葉としたかったのではないかと思う。
まず”キラの言葉”を伝えることで”キラ”を印象付け、そこでキラの意見に同調した上での自分の意見を述べることで、かなり違った印象に変化する。「ザフトのアスラン・ザラ」と言い放った時とは、関係も状況も異なっているわけだし。今のラクスなら確かにこちらのような気がする。
それから、キラとの回想の中でラクスは「今アスランには・・」と懸念している。けれど、おそらく誰よりもアスランを理解しているだろうキラが、”アスランもきっと僕と同じだよ”と言うのならば・・ってことから了解した、という感じで良いのだと思う。ラクスは、キラに”フリーダム”を託した時と、”ストライク・フリーダム”を託した時では明らかに態度が違うし、躊躇も見られる。”ストライク・フリーダム”を託す時には、正にアスランがラクスに投げ掛けた言葉そのものとしてキラが受け取ってはいないだろうか?(同時に戦わせたくない、危険な目にあわせたくないもあるだろうケド)という、自責の念のようなものを持っていたのではないかと思う。でも、キラの反応は違って理解した上で更に感謝の言葉を述べた。「ありがとう、これでまた僕の戦いが出来る」と。(「それも計算のうち」とか言わないようにw) 置かれた状況や現実、又立場上ではキラの言葉を嬉しく救われる思いで受け止めたラクスだろうけれど、”戦える”と喜ぶキラの心を、ラクス個人、実は本当のところよく理解できていないってことはないかな?それがそのままアスランへの答えの「わからない」ともいえないかなぁーと思ったりもして。「男ってそういうものかしら?」みたいな感じで・・。深読みしすぎかもしれないけど、私にはそんな風にもちょっとだけ感じられた今回だった。 

「わたくしにはわからない」とは、私には”無関係”として「あなたが決めることよ」突き放しているのではなく(それは本編も同じこと)、「”あなた”ではない私が、どうして”あなたの心”を知ることができましょうか。”あなたの心”は”あなた自身”。もしあなたが”そうだ”と決めてしまえはそうなのでしょうし、そうなるでしょう。それは他の誰かが関与できるものではありません。あなたに望みがあるとすれば、それは”あなたの為”の”あなた自身”でのこと。”あなたの全て”は”あなただけ”のものなのです。」という意味。プラス「キラも、すべてキラが決めたこと。キラは自分が願うことの為に決断し今、戦士として戦っているのです。ではあなたは?」ってとこまで含んでいるかな?ってのはあるかもしれない(笑)ラクスはキラのことばかりでアスランには冷たいと言われがちだけど、(実際そうとしかみえないけど)、そういった意味では、キラにもアスランにも対等に接していると思う。(LOVEの分での贔屓は仕方無し)

で、やっと本題・・・とか言ったらみんな「うへぇ~」って思う・・よなぁ(爆)
でも、ほら、タイトルタイトル!(笑)
ま、ラクスが長引いちゃったから、次回へ繰越!!

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